翻訳ワークショップが大盛況の中終了しました。
2月18日に開催されました翻訳ワークショップに参加してくださった皆さん、古川さんありがとうございます。
熱い2時間でしたが、少しでも皆さんとワークショップの雰囲気をシェア出来たらと思います。
ワークショップは日本における韓国文学の出版事情からお話しが始まりました。
第1回「日本翻訳大賞」を受賞し、日本で注目されている、パク・ミンギュ氏の「カステラ」を取り上げ、翻訳事情の未来について語ってくれました。
パク・ミンギュ氏の「カステラ」とは?
現代韓国文学の人気作家・パク・ミンギュのロングセラー短編小説集。洒脱な筆致とユーモアあふれる文体で、主人公の若者たちを取り巻く「就職難」「格差社会」「貧困の様相」etcを描きながら、彼ら彼女たちに向ける眼差しを通して、人間存在への確かな信頼感に溢れるチャーミングな短編集。日本語版には「朝の門」(2010年、李箱文学賞〔日本の芥川賞と並び称される〕受賞作)を特別収録。参照:amazon
また実際の翻訳作業をエピソードを交えながら話した時には、たくさんの苦労話に驚かれ、時には古川さん、格好いいとも思えてきました。(^。^)
いよいよ翻訳の実践に入り、課題の本、「アリストテレスのいる薬局」を実際翻訳してみました。
直訳からニュアンスをくみ取り、原書の意味合いを活かせる日本語を見つけていきましたが、この作業が大変で、皆んなの訳も個性豊かなもので本当に面白かったです。^^
最後に古川さんから、日本における韓国語の本の出版をさらに元気付け、一緒に活動できる翻訳家を育てて行きたいと熱い熱いメッセージで終了となりました。